アメリカで働く

アメリカ留学したい、働きたい、暮らしたい方へ個人的経験をもとにビザ、留学、米国での就職活動、転職、 仕事、アメリカで起業やアメリカの生活についての情報を発信しています。

Small Business

今日本でも副業が広まりつつあるように感じます。僕自身が大学院を卒業後Small Businessを学びたく小規模の会社で働き会社のManagementをしてきました。小さな会社では営業、仕入れ、会計と3つの仕事をそれぞれ統括して仕事をしなくてはなりません。Businessを学ぶには最高の環境です。小さくても借り入れ残が少なく現預金が十分あれば大小は関係ない気はします。それと安定して利益が見込める柱の事業、すなわちその事業では絶対会社のコストが賄えるという商売があるかが重要です。

副業としてSmall Businessをはじめてまず目標にするのは、人件費を除くコストを賄えること、次に自分の給与、そして次への投資(つまり在庫購入)への貯蓄です。人件費を除くのは副業なので本業で自分の給与を賄うという発想です。

一番むつかしいのはではどうやって全くのZeroからコストまでまかう商売を作るのか?です。B to Bの商売であれば1社客先を見つけることです。1社は必ず毎月購入してくれるという柱の企業です。Small Businessなので隙間的な仕事になりますので、相手企業も大手ではなくオーナー企業が多く、直接オーナーとの取引となり商売の決断がはやいのが魅力です。

まさにこのやり方でいくつかの事業を立ち上げ、どれもこの手法でお客さんに会社を大きくしてもらいました。1社が確実に購入してくれるめどが見えれば仕入れも積極的にでき、そこを保険に取引先の拡大がやりやすくなります。

Small Businessを始めるにはまずは。商材を決める、次に購入してくれる見込み客をとにかく多く探す。輸出の事業でしたのでアジア、北米、アフリカの各国に必ずそれを扱う有力企業があります。従い各国3-4社程度有力先を絞り込む。

絞り込み方は、客先が在庫を保有した商売をしているかどうか?です。Brokerをお客にかかえても、しょせんBrokerなのでかれらはお客がつかないと購入しないためわが社から購入することの意思決定ができない。従い商売の回転が遅くなります。

小売り業ではなく卸売業のBusiness Modelです。あとは自社で保有するための在庫購入資金となります。客先から全額前払いが理想ですがなかなかそうはいかないので、皆さん資金繰りに苦労するわけです。銀行から借り入れたいとおもっても、立ち上げ会社ではそうもいきません。まだ実際販売実績もないので銀行から借り入れて在庫を保有するにはリスクがでかいのではと感じると思います。

以前のブログでも少しふれましたが、北米ではRepがいます。自分がRepとなってメーカーの外注営業部門として手数料で仕事をスタートさせれば、仕入れ資金の心配はいりません。

自前で在庫を購入できる資金がたまるまでは、こうしたステップを踏むのもよいのではと思います。小さく初めるのが鉄則だと思います。



0コメント

  • 1000 / 1000