トフルなしの大学選び
以前大学院留学はトフルなくても可能という話をしました。英語は最大の関心事といのは小生自身もよく理解できます。
University of Arkansas, University of Iowa, State University of New York, University of New Orleans等々ほかにもあります。ただし当然ですが英語集中プログラム受講が義務付けられています。トフルの得点を挙げるために時間と労力を費やすより、その時間を大学院の勉強にあてることのほうが、生産的です。とはいえ、一応は留学前に勉強はした方がいいと思います。というより、遊学ではなく留学するという強い気持ちがあれば、そんなのは当たりまえだと思いますが。
大学院は週 9 Credit hours のクラスを取ることが義務付けられています。Credit Hourとは聞きなれないですが、1つのコースで3 credit hoursなので週3科目取ることになります。記憶が定かではないですが、確か1科目は週2回授業があったと思います。成績は大学院で3.0以上とらないと退学処分となり、さすがに即刻ではないですが、一定の猶予期間がありその間に成績の平均を3.0へ戻しなさいということです。All Aで確か4.0だったと記憶しているので、おそらくB以上の成績ということになると思います。AでもA+, A, A-と3段階あり、B,Cも同様です。授業料はこのCredit Hour単位の金額なので、今はおそらく最低でも$400 per credit hourはかかると思います。International StudentはTuitionが高めの設定になっていて、米国人でも州内、いわゆるIn Stateと州外のOut of Stateは当然差があります。
留学準備には時間とお金がそれなりにかかり、かつ大学院の授業料もバカになりません。くわえて生活費がかかります。学生はFビザですが就労は認められていないはずなので、出費だけの生活となります。なのでできる限り早く大学院に入り勉強に専念することがお勧めです。特別有名大学でなくても米国現地日系企業であれば、大学名はほとんど問われないと感じています。日本へ戻りいわゆる大手超一流企業へどうしても行きたいのであれば、名門大学へ留学しておいたほうが就職の可能性は少しは高まるかもしれません。
毎回同じことのような話になりますが、自分の価値観です。
日本で3-5年働きキャリアを積み、英語のハードルの低い大学院へ進み猛勉強して、最低でも3.5以上の成績で卒業すれば、就職は十分可能です。大学院での成績は重要です。日系企業への就職は、実は日本で日本の会社での仕事経験は結構重要で、評価の対象にもなるようです。理系はちょっと話がちがうとは思いますが、すくなくとも文系は、大卒後即留学してもなかなか米国での就職はむつかしいです。それにビザはH1-Bしか選択肢はなく(普通にお給料をもらういわゆるサラリーマンに対して)、かつH1-Bは応募者数が多すぎるためなかなか取れません。現在は抽選です。仕事の前にビザでつまづきます。いったん日本に帰国して再度アメリカでの就職はほぼ無理だとおもったほうが良いですし、、。それを考えると、やはり日本でしっかり働き、留学後はEビザを取れる職歴と学歴で就職の可能性がグンとアップします。
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