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中小零細企業だけど米国で会社設立できるのかな?

今回は日本でSmall Businessをしている方で米国へ進出したい、米国を拠点にしたいというかたには少しの勇気を提供できるのかなあと思う内容を話たいと思います。特に小企業のオーナーで自分が米国で暮らし仕事の拠点を移したい方向けになろうかと思います。

すでに米国と日本間で商売が成立しているという状況であることを前提としています。理由は取得するビザの為です。こうした場合のビザはEビザです。Lビザではありません。Eビザには2種類あります。貿易によるE-1ビザと投資によるE-2ビザ。中小零細では資金に余裕はなく投資による相当額の金額が必要と言われてもなかなかハードル高い気がしますよね。資金に余裕があればよいですがなかなかそうもいかないのが中小零細企業です。そこで貿易によるE-2ビザの取得です。会社の主な取引が米国である場合(もちろん現在の会社が日本にあり実際商売をしている。)には可能性大です。日本での会社が2-3人しかいなくても、毎月定期的な取引があれば検討の余地あります。どの程度金額?となりますが、月1500万円程度あり、それが2年程度継続して今もそれくらいの状況で継続していればよいと思います。凸凹してもかまいません。

どこに会社を作るのかがビザ取得に影響があるかどうかわかりませんが、ニューヨークやロスといった超メジャーな街では、Eビザが切れたらそのまま日本へ帰国しないのでは、とよからぬ勘ぐりが、ビザ発行する米国大使館の審査で起こり得る可能性がZeroではないと思います。Eビザは5年有効で、仕事のミッションが終了したら帰国することが前提ですので。従いそのつもりならよいですが、これを機に米国でずっと仕事をするという気持ちがあり、初めてのEビザ取得であれば、NYやLAではなく、もう少し田舎の州がよいのかなと思います。

田舎の都市や’州のほうが、会社Operationコスト(事務所家賃、倉庫、人件費等)が低いので進出しやすいです。田舎といってもそこそこの都市はいくらでもあり日系企業があるくらいの中都市であれば生活もしやすく、そのコストも安いです。

あくまで個人の見解です。様々な事例もあるでしょうから、これはその一例にすぎません。

次回は実際に進出する際に、会社設立をいかに安く作るのか?(登記にかかわる費用)、どのようにこの広大な米国で販路を拡大するのか?等について話したいと思います。

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